お客様からのご注文で、純銀製や純金製などの高価な素材の社章バッジをご注文いただいたときに合わせてご注文いただくことが多い桐箱ですが、高級感もありプラケースやビロードケースには無い落ち着いた雰囲気のあるケースです。弊社で区議会議員や市議会議員のバッジを作らせていただいた場合もこのケースにいれております。この桐箱ですがよくお客様に納品して検品やらケースをあけてバッジを見たりした後に桐箱に戻すときに箱のふたを違う向きでしているのをよく見かけます。そこで今回は桐箱のふたの向きについてお話させていただきます。
桐箱のふたの向きについて
通常、桐箱を作る時はふたと身を別々に作るのではなく一度完成の大きさで組み立てた後にふたと身に切り分けます。そのため本来くっついていた面の木目がぴったり合うんですがこれを逆にふたすると木目が合いません。もしくは少しふたがしにくかったりします。具体的には・・・
これが正しい向きで組み合わさっているふたと身です。木目が合ってますよね?
そしてこれが向きを逆にして閉じた場合の側面ですが少し分りにくいですがふたと身で木目が合っておりません。そしてふたと身の間に少し隙間もあります。蓋をするときは向きが合ってないとしにくかったりもします。
おわかりになりましたでしょうか?このように桐箱には正しい使い方というものがありますので違った使い方をすると壊れやすくなります。ぜひともお持ちの方はチェックしてみてください。