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社章にはネジやタイタックなどの裏付属が付いていると思います。一番多い裏付属はタイタックですが、この裏付属の人気の理由が簡単に脱着できる、男女共通で使用できることが理由になりますがこのタイタックの社章をつけている場合、形にもよりますがつけているうちに回転してしまうケースがございます。たまにチェックすれば良いのですができれば回転しないようにしたいとお客様からお問合せをいただく場合があるので本日はいくつかの方法をご紹介させていただきます。

裏付属タイタックの形状、特徴とは。

タイタック根本の爪4箇所タイタックは社章の裏から垂直に針が立っております。単に針が立っているだけではなく針の根本に4ヶ所の爪があります。本来はこれが回転止めの役割をしますが形状や付け方が悪くこの爪が刺さっておらず機能せずで回転してしまうのだと思います。
形状の変更は難しい為、まずはしっかり差し込んでつけていただく事を再確認してください。この確認をしっかりする事で回転を防止することができると思います。
関連ページ:社章の裏付属

回転してしまう形状と回転しにくい形状

社章の形状
社章が回転してしまう形状とは、横長の形状、そして左右非対称の形状、社章上部に重さがある形状が回転しやすい形状と思います。
横長形状は回転の影響を受けやすく歩いた時の振動、人とすれ違った時の影響などが考えられます。
左右非対称はやはり重たい側が下がる傾向にある為、材料に余裕があれば裏付属の取り付け位置を重たい側へ移動させバランスをとったところに取り付けるなどの対策をします。
また、上部に重さがある場合は少し傾くと重さの影響で回転しやすくなりますのでこの形状も注意が必要です。

それでは回転しにくい形状とはどんな形状か?
上記の反対の形状になりますが、左右対称、サイズがコンパクト、正円型、正方形などの形状、そして上部ではなく下部に重量がある形状がよろしいかと思います。

回転を防止する方法とは

出来上がってしまった社章で回転しにくくする方法はやはり裏付属をしっかり奥まで差し込んでいただくことが重要になってきますが
もしこれから新しく社章の作成を考えていらっしゃるのであれば回転防止の策として下記を参考にしていただければと思います。

  • 左右対称
  • 丸や四角でコンパクトな形状(横長長方形などはNG)
  • 下部に重量がある形状にする(上部が円形で下部が四角など)
  • タイタックの針を中心ではなく若干上につける
  • ネジにする
  • 管ピンにする
  • 車ピンにする

完全に回転しないようにするにはタイタック以外の裏付属でご検討いただくのが良いと思いますがタイタックでお考えでしたら社章デザインされる段階で弊社もしくは注文される業者様にご相談いただくのがよろしいかと思います。

ミニタイタックも同様ですが・・・

ミニタイタックもタイタックと同様ですが、ミニタイタックは針が短い為、厚い衣服(生地)につけると裏側のキャッチが抑える力が弱くなる為、回転しやすくなります。裏付属自体がタイタックよりも薄い為人気はありますが一長一短というところでしょうか?
薄い衣服(生地)でしたら問題はありませんが、厚い衣服(生地)でしたらやはり定番のタイタックがおすすめになります。