桐箱は表彰などの贈答用に使ったり議員徽章などの高価な仕上げのバッジを入れるときによくご注文をいただきます。前回は実は桐箱には向きがあるんですの記事で蓋の閉める向きをご紹介させていただきましたが今回は桐箱に記念の名入れや文字入れをする場合の加工方法についてご説明させていいただきます。
箔押し(ホットスタンプ)が基本です
画像はとある議員徽章の桐箱ですが中央に文字を入れておりますがこの文字を入れる方法は通常ホットスタンプ(箔押し)という方法が一般的です。このホットスタンプ(箔押し)はその名の通り金箔を表面に圧着いたします。そのため文字が多少凹み多少ではありますが立体感も出ます。しかし版を作りホットスタンプ用の凸型の表面に箔をつけ圧着してゆきますので多少のバリ(余分な金箔)が付着するので文字の際が印刷のようにくっきりしません。よって細かい文字を箔押しすると文字が潰れたようになります。
このオプションには版代と箔押しの工賃が桐箱に加算されますので少ロットでは1個当たりのコストが非常に高くなりますのでご注意いただきたいところですがこの箔押しした桐箱から議員徽章や最近人気が高まっているイブシの渋い社章が出てきたらかっこいいとおもいませんか?
今回ご紹介させていいただいた画像は文字の箔押しですがロゴやマークを箔押しすることも可能です。次回は桐箱に印刷したサンプルをご紹介させていただきますのでお楽しみに。
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